鼻や喉がつらいときって、頭もボーっとするし気持ちも暗くなりがち。
そんなときは、気軽にアロマスプレーを作って気分転換してみませんか?
さらに、鼻やのどがスーッと通ったら気持ちがいいですよね。
今回は、アロマテラピーアドバイザーの資格を持った私が、鼻や喉がつらいときにおすすめの精油を使って、アロマスプレーの作り方を実際に作りながら、ご紹介します。
感じ方や香りの好き嫌いは人それぞれ。
そして、昨日嫌いだった香りが今日好きになるかもしれない。
香りの感じ方は、体調の変化にとても敏感です。
植物の力を頼ってみませんか?
アロマスプレーの利用法

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アロマスプレーは、使う精油でいろいろな香りが作れます。
私が今までに作ったのは、寝るとき用、マスク用、空間用、鼻喉用など。
アロマスプレーは、主に次の二つの目的で作ることが多いです。
気分転換したいとき

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1つ目は、気分転換したいとき。
「よし、勉強するぞ!」とか「部屋をさわやかな香りにしたいな」と思ったときに、気軽にシュッシュッ。
今は、花粉の時期もあって空気清浄機があるお家も多いと思います。
スプレーをしても無駄なんじゃないの?と思いますよね。
確かに、ニオイセンサーが働いて空気中の匂いを除去しようとします。
でも、使い場所やタイミングを決めれば大丈夫!
私の場合、香りが欲しいときだけ空気清浄機を止めてスプレーして、しばらくして香りが感じなくなったら、空気清浄機のスイッチを入れます。
匂いの持続性は、香りによって違いますが、長く匂いが続かないものを選べば周りも気になりません。
体に働きかけたいとき

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2つ目は、体に良い影響を期待したいときです。
今回のように、「鼻がすっきりしたいな」とか「食欲を減らしたい」「ぐっすり寝たい」など、自分の体をコントロールしたいときにスプレーが活躍します。
では、なぜ体に良いとされるのでしょうか?
それは、昔から伝わる民間療法と同じように100%植物の力を利用しているから。
だから、必ずしも安全ではないし、体に良いものばかりではないのです。
つまり、使うタイミングや量、使い方をしっかり守りましょう。
アロマスプレーの材料

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アロマスプレーは、薬とは違うので絶対的な効果はありませんし、香りが好きな人もいれば嫌いな人もいます。
自分のお気に入りの香りを、ぜひ見つけてみてください。
ビーカー

エタノールをスプレー容器に入れるときに使います。
小さいもののほうが、メモリが細かいので使いやすいです。
スプレー容器

私のおすすめは、50mlの遮光瓶。
この大きさだと、かばんにも入り持ち運びが可能なのです。
そして使い切れるサイズが良いでしょう。
何本か作って、リビングと寝室にそれぞれ置いて使っています。
また、遮光瓶にすると光による劣化を防いでくれます。
エタノール

使うのは、薬局に売っている「無水エタノール」。
少しずつ使うので、長持ちします。
掃除や除菌スプレーなどにも使えるので、一本あれば便利!
精製水

ラベルがないほうが精製水です。
はがれてしまったので、取ってしまいました。
こちらも、薬局のコンタクトレンズ売り場で見かけます。
100円程度で購入可能です。
精油

精油とは、植物のエキス。
今回は、鼻と喉がつらいときに使えるものなので、次の精油を使って作ってみました。
- ユーカリ・ラジアータ
- ペパーミント
- マンダリン
アロマスプレーの作り方

アロマスプレーの材料が揃ったら、作るのは簡単!
たったの3ステップで完成です。
今回は、50mlの容器で作るアロマスプレーの作り方です。
1.エタノールを5ml入れる

ビーカーにエタノールをいれます。
5mlってすごく少ないので、少し多くなってしまっても大丈夫!
エタノールが入ったビーカーを、今度はスプレー容器に移します。
2.精油を10滴入れる

スプレー容器にエタノールが入ったら、精油を入れてフリフリ。
振って、エタノールに精油が混ぜます。
3.精製水を入れる

精製水をスプレー容器に入れて振ったら完成!
精製水は、容器を押さないと水が出てこない仕組み。
傾けただけでは、水は出てこないので安心してください。
作るときの注意点

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作るのが簡単なアロマスプレー。
でも、次の点に注意しましょう。
1.エタノールや精油に直接触れない

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エタノールも精油もとても濃い原液です。
触ると皮膚が荒れる可能性があるので、取り扱うときは注意してください。
特に、エタノールはこぼれやすく自分の指も荒れました。
キッチンペーパーなどを巻いて仕様するといいかも!
2.精油の瓶を振らない

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精油が少なくなってくると、思わず瓶を振りたくなります。
でも、振ったら一気に出てくることも。
ゆっくり垂れてくるのを待ちましょう。
3.2週間くらいで使い切る

自分で作るアロマスプレーには、防腐剤は入っていません。
そのため、作ったら2週間くらいで使い切りましょう。
作ったら、日付と精油と敵数を書いて貼っておきます。
そうすると次のときに、同じものを作るのかちょっと香りを変えるのか、考えるときの参考になります。
今回のスプレーは、ふせんに書いてマスキングテープで張っただけの簡単なもの。
まとめ

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材料さえそろってしまえば、簡単に作れてしまうのがアロマスプレーの良いところ。
しかも、何回も作れちゃいます!
香りで体をコントロールできたら嬉しいですよね。
今回は、季節の変わり目で悩みがちな鼻や喉がすーっとする香りを選んでみました。
鼻や喉やつらいなと感じたときに、アロマスプレーを作ってみてはいかがでしょうか。
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