ゴロリと寝転んだり、のんびり顔を洗ったり、猫って見てるだけで癒されますよね。
最近の調査では、猫の飼育頭数が、犬を上回ったという結果も出るほど、猫を飼う人が増えているようです。
猫を飼ってみたいけど、初めてで少し心配という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、猫を飼うメリットや、飼いやすい種類と注意点についてお伝えします。
猫との暮らしを想像しながら、読んでみてくださいね。
お家で猫を飼うメリットとは?

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ふわふわの毛並、くるくると良く動く目、野生を残すしなやかな身のこなし、最高のツンデレ。
猫の魅力をあげるときりがありません。
見ているだけでも可愛く癒されますが、一緒に暮らすともっと良いことがたくさんあります。
猫を飼うと感じられるメリットを紹介しますね。
毎日が楽しくなる
子猫はちょこちょこと動き回り、遊んでいたかと思うと、膝でころんと寝てしまったりして、本当に愛らしいですよね。
いたずら盛りのうちは、トイレットペーパーを転がして台無しにしたり、カーテンに登って下りられなくなったりと、めまぐるしく毎日が過ぎていきます。
平坦だった日常が、猫を中心に回りはじめ、気付けば大笑いすることもしばしば。
毎日が新鮮で楽しくなりますよ。
リラックスできる
猫はゴロゴロと喉を鳴らすのは有名ですよね。
ゴロゴロ音は、猫自身が自分がリラックスするためとか、骨の生成が進むとか、諸説ありますが、はっきりしたことは分かっていません。
じつは、人にとっても、リラックス効果があるとされています。
ゴロゴロと喉を鳴らし、気持ちよさそうな顔をしてくれていれば、こちらも気持ちが緩んでしまうのは当然かもしれませんね。
一人暮らしでも飼いやすい
個体差はありますが、猫はお留守番が比較的得意で、一人暮らしの社会人の方でも飼うことができます。
完全室内飼いでも散歩の必要はなく、飼い主にとっても負担が少ないため、ライフスタイルにあわせて猫と過ごすことができますよ。
ただ、猫にも、寂しいという気持ちがあり、飼い主の帰りをずっと待っています。
できるだけ早く帰って、スキンシップしてあげたいですね。
初めてでも飼いやすい人気猫TOP5

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魅力あふれる猫たちは、種類によって見た目や性格が異なっています。
ここでは、可愛くて、フレンドリーで温厚な性格の、初めてでも飼いやすい人気猫TOP5を紹介します。
個体差がありますので、必ず面会をして、実際の性格と相性を確認してから飼い始めてくださいね。
スコティッシュフォールド

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小さな折れた耳と、どんぐりのような大きな目が特徴的です。
おとなしく人懐っこい性格の猫が多く、小さな子供がいても仲良く暮らせることが多いようです。
成猫は一般的なサイズですが、メスの方が少し小さい傾向があります。
耳が蒸れやすいので、定期的に耳掃除などのケアが必要です。子猫のうちから慣らしておきましょう。
遺伝的に、股関節や、後ろ足の形成不全の障害が出やすいので注意します。
アメリカンショートヘア

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アメリカンショートヘアは、グレーの縞模様が美しい、聡明で甘えん坊の猫です。
もともとネズミを捕っていたハンターだったため、運動量が多め。
おもちゃで遊んであげたり、キャットタワーを設置して充分に運動できるスペースを作ってあげると良いですね。
成猫は一般的なサイズですが、太りやすい傾向がありますので、食事や運動量でコントロールしましょう。
ラグドール

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ラグドールは7~10㎏の大型の猫です。
おっとりと優しく、抱っこされると、ぬいぐるみのように動かなくなってしまうことから、この名前がついたとも言われています。
激しく遊ぶことにはあまり興味がなく、年配の方や小さな子供がいる家庭でも安心ですね。
長毛種のため、こまめにブラッシングしてあげましょう。
夏場の暑さにも注意が必要です。
マンチカン

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マンチカンは短足が特徴の猫です。
毛色や柄は多岐にわたり、短毛が多いですが、まれに長毛の場合もあります。
人懐っこく甘えん坊で、物おじしない性格から、犬などのほかのペットとも仲良くなれる場合が多いようです。
意外と運動が大好きなので、しっかりと遊ばせることが必要ですよ。
高低差の大きいジャンプは、腰に負担がかかりやすいので注意しましょう。
ミックス

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ミックスは、複数の血が混じった純血ではない猫のことです。
なじみ深い白猫、黒猫、三毛猫なども、日本猫のミックスですね。
複数の血が混じるため、性質も丈夫で、なんといっても見た目がとてもユニーク。
日本猫のミックスの場合は、短毛種が多く、日常のお手入れもあまり必要ありませんので、飼いやすいでしょう。
飼う前に知っておきたい猫を飼うときの注意点

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猫を飼うと、可愛くて、毎日楽しくていいことばっかり、と感じる方も多いかもしれません。
ですが、猫は生き物ですので、飼い始めたら亡くなるまで、ずっと飼い主のお世話が必要です。
猫を飼うときは、次の注意点を確認し、しっかりと準備してから飼い始めるようにしてくださいね。
旅行しにくい
猫はお留守番が得意ですが、フード、水、トイレ、猫の精神的健康を考えると、飼い主が外泊できるのは1泊2日程度でしょう。
ペットシッターを依頼することもできますが、連休などは繁忙期で予約できないこともあります。
猫が、飼い主以外の人を警戒してストレスを溜めたり、寂しさから体調不良を起こすこともありますので、長期間の外泊は難しくなります。
お金がかかる
完全に室内飼いをしていても、感染症予防のためのワクチン接種、ノミ・ダニ予防の薬、定期健診が必要です。
日常的には、フード、おやつ、トイレの砂は欠かせませんよね。
また、動物病院の費用は実費です。
病気になったり、ケガをしたりして手術などになると、治療費が数百万円ということもあります。
慌てて工面しなくても良いように、収入が安定した状態で飼ってあげてくださいね。
万一に備えて代わりの飼い主を探しておく
もし、飼い主が病気や事故で入院したり、亡くなったりした場合に備えて、面倒を見てくれる人を探し、必ず承諾をとっておきましょう。
実家の家族や友人にお願いする場合、猫アレルギーの検査も受けてもらった方が安心ですよ。
もし自分に何かあっても、猫が一生元気に暮らせるように、責任をもって準備をしておくことが大切ですね。
まとめ

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猫は、ふわふわで温かく、気ままで優しい、魅惑の生き物です。
一緒に暮らせば、気持ちが豊かになり、毎日に張り合いが出るでしょう。
種類によるおおまかな性質はありますが、性格の形成には環境の影響が大きいので、日常のお世話を通して、信頼関係を築くことが大切です。
猫を飼おうと思ったら、あせらず、いろいろな猫と会ってください。
責任をもって、一生お世話したいと思う猫に出会えたら、素敵な暮らしが始まりますよ。
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