居心地が良いカフェは、おしゃれな観葉植物がたくさん置かれています。
お家もそんな空間にできたら嬉しいですよね?
今回は、置くだけでおしゃれに見える、インテリア性の高いフィカスの仲間を紹介します。
いきいきと元気に育ったフィカスは、お家の空間をもっと素敵に彩ってくれますよ。
育てやすい種類ばかりですので、植物を育てるのが初めての方でも安心です。
お気に入りのフィカスを見つけて、お家をカフェのようにおしゃれに楽しんでくださいね。
観葉植物フィカスおすすめ7選

フィカスはフィカス属という熱帯出身のゴムの木の仲間のことで、800種類もある言われています。
寒さに少し弱い性質がありますが、基本的には丈夫で育てやすく、屋内では冬を越すこともできますので、観葉植物が初めての方でも安心の植物です。
人気の高い7種を厳選してお伝えしていきます。
1.ウンベラータ

ウンベラータはフィカスの中でもとても有名ですね。
大きなハート型の葉をもつ植物で、インテリア雑誌などでもよく見かけます。
葉は明るく薄い黄緑色をしています。
ひと枝に何枚もの大きな葉をつけるので、青々とした、爽やかな印象を与えてくれるのも素敵ですね。
お家のリビングに置けば、すがすがしい風が通るような、居心地の良い雰囲気になりますよ。
2.ベンジャミン

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ベンジャミンはツヤのある濃い緑色の葉が美しく、最近では斑入りタイプも人気です。
観葉植物らしいベーシックな見た目と上品な雰囲気が特徴的ですね。
茎が柔らかいため、仕立てを楽しむこともできます。カフェなどでは三つ編みのように仕立てられている株をよく見かけます。
剪定によって、サイズ調整がしやすいので、大きさを気にせず気軽に取り入れることができるのも魅力の一つですね。
3.ガジュマル

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ガジュマルの葉は、ツヤと厚みがあり、濃い緑色をしています。
幹の途中からでる気根が、たくさんの足が出ているように見える姿から、タコ(多幸)の木とも呼ばれます。
新居や引っ越し祝いの贈り物としても多く用いられますので、プレゼントされたことがある方も多いかもしれませんね。
くねくねとしたユニークなフォルムがかわいらしく、小さいサイズのものは管理しやすいのでおすすめです。
4.カシワバゴムノキ

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学名はフィカス・リラータですが、日本では、葉が柏に似ていることから、カシワバゴムノキと呼ばれることが多いようです。
大きなものでは40cm以上にもなる葉が波打っている様子は、たくましく力強い雰囲気があり、お部屋に飾れば、抜群の存在感ですね。
フォルムは特徴的ですが、葉の色が渋めの緑色で落ち着いた印象ですので、インテリアを選ばず、どんなコーディネートでもおしゃれに仕上げることができます。
5.ティネケ

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ティネケの葉は濃い緑色の斑入りで、ツヤがありとても大きいのが特徴的です。
南国のリゾートのような雰囲気を感じさせますので、リビングや寝室などリラックスしたい部屋にぴったりの観葉植物ですね。
耐陰性があるため、蛍光灯の光でも育てることができますが、葉の色味が悪くなることがあります。
もし暗めの場所で育てたい場合は、週に数日、レース越しの明るい窓辺などで日光浴させてあげると良いでしょう。
6.フランスゴム

学名はフィカス・ルビギノーサです。
フィカスの仲間のなかでは小さめの葉を持ち、優しい印象を与えてくれます。
最近では、曲がらせた仕立てが人気で、カフェやインテリアの雑誌でよく紹介されていますね。
ルビギノーサの中でも、斑入りの葉を持つバリエガタと、明るい緑色の葉を持つフロリダと呼ばれる種類があります。
バリエガタは葉自体の観賞価値があることと、大きくなりすぎない性質から、日本でもとても人気が出てきています。
7.ベンガレンシス

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日本ではベンガルゴムと呼ばれることが多く、ツヤのある濃い緑色の葉と、美しい葉脈が印象的です。
強い日差しでも葉焼けしにくいので、開け放しておきたい窓辺や、ウッドデッキなどに置いて解放感を楽しむこともできそうですね。
大きな葉が存在感抜群で、小さな株でもインテリアのアクセントになります。
シンプルな家具が好きな方や、たくさんの観葉植物が置けない場所にぴったりの優等生です。
育て方と注意点

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基本的な育て方
フィカスは、日本では夏に成長し、冬は休眠します。
ほとんどの種類で、10℃以上の場所でないと枯れてしまうことがありますので、冬は屋内で管理します。
成長期には、土の表面が乾いたら、たっぷりと水やりします。
葉が乾かないように葉水をこまめにすると害虫を予防できますよ。
枝が混んできたら剪定し、2年に1回くらいは植え替えを行って新鮮な土に交換すると健康で丈夫に育ちます。
サイズの選び方
フィカスの仲間は熱帯地域出身ですので日本では夏が大好きです。
ひと夏に15㎝ほども成長する種類もありますので、購入前にライフスタイルやインテリアに合う大きさがどの程度か確認しておきましょう。
理想よりも一回り小さなサイズを購入し、剪定でサイズをキープしながら育てるのがおすすめです。
葉の色が変わってしまったときは
幹の下の方から、葉が黄色くなってきた場合は、水切れ、または新芽が出たことで古い葉が落ちる生理現象の可能性があります。水切れは夏場に注意しておくと良いでしょう。
あちこちで黄色い葉がある場合は、日照不足が考えられます。
耐陰性がある種類でも、ずっと日照不足では葉の色が悪くなってしまいます。
レースカーテン越しで光があたる窓辺などで育てるのがおすすめです。
冬は越冬のため休眠する種類が多く、葉が黄色くなったり落葉する場合があります。
春にはまた芽吹きますので、焦らずに待ちましょう。
カフェのようにおしゃれに見せる方法

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鉢カバーをつける
人がファッションで雰囲気を変えるように、観葉植物も鉢カバーをつけるとぐっとおしゃれになりますよ。
最近では陶器製や、カゴタイプなどいろいろな種類が売られていますので、お気に入りの鉢カバーを探してみてくださいね。
剪定枝を飾る
剪定した葉や枝を、お気に入りの花瓶やグラスにいけて、観葉植物が育てにくい場所に飾ってみましょう。
キッチン、トイレ、洗面所やお風呂場などは緑が映えて、非日常的なおしゃれな空間になりますよ。
うまく根がでてきたら、土に植えて増やすこともできるので、楽しみが増えますね。
ハイドロカルチャーで育てる
フィカスをもっとおしゃれに楽しみたい方は、ハイドロボールを使ってハイドロカルチャーに挑戦してみましょう。
土栽培の場合よりも、たくさんのガラスや陶器から鉢を選ぶことができますし、ハイドロボールもカラフルなものが販売されています。
お手入れは水とハイドロボールの交換だけですので、虫や土を触るのが苦手という場合にもおすすめです。
まとめ

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お家に置くだけでおしゃれな雰囲気にできる、個性豊かなフィカスの仲間を厳選して紹介しました。
優しい雰囲気のウンベラータやフランスゴムは北欧やカントリー風、力強くいきいきとしたベンガレンシスやティネケはリゾート風というように、たくさんの種類の中から、理想に合わせて選ぶことができるのが魅力ですよね。
フィカスだけでも素敵ですが、インテリアにあ合わせて鉢カバーを選んだり、ハイドロカルチャーにして彩れば、ワンランク上のおしゃれな空間にできますよ。
居心地の良い、カフェみたいなお家を目指して、ぜひフィカスを育ててみてくださいね。
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