素敵なインテリアのお家って、おしゃれな家具や統一感のある雑貨に加えて、いきいきとした大きな観葉植物が置かれていますよね。
よく見れば、トイレや洗面所、キッチンにまで植物がうまく配置され、自然の柔らかい雰囲気が、居心地の良い空間を作っています。
そこで今回は、お家を簡単にワンランク上の空間にすることができる、人気の観葉植物を紹介します。
お部屋に合った植物の選び方や、置き場所のコツもお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。
部屋別観葉植物おすすめ7選
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観葉植物といってもたくさん種類がありますよね。
大きくインパクトがある植物から、コンパクトで可愛らしい植物まで、おすすめの植物と部屋の組み合わせを、具体的にお伝えします。
服をコーディネートするように、部屋の雰囲気にあわせていろいろな観葉植物を試してみてくださいね。
1.モンステラ(リビング・寝室)

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モンステラは、穴の開いた大きな葉がユニークな植物で、次々と葉を出して大きく広げる様子には抜群のインパクトがあります。
南国のリゾートのような雰囲気があり、ゆったりとした時間の流れを感じさせてくれますので、リビングや寝室にぴったりの植物ですね。
強健な性質で、わずかな光しか入らない場所でも育てられます。
横に広がりやすい性質がありますので、育てるときはスペースをとっておきましょう。
2.ウンベラータ(リビング・寝室)

ウンベラータは大きくて丸い、明るい黄緑色の葉を持つ観葉植物です。
30㎝を越えるほど成長する葉は存在感がありますが、ひらひらと波打ち、軽やかな印象を与えます。
大きく育ててリビングのシンボルツリーにすると、とてもおしゃれな雰囲気にできますよ。
お手入れも簡単で、早く大きく育てることもできますし、剪定でサイズも調整しやすく、管理しやすい植物です。
耐陰性があまりありませんので、レース越しの明るい場所に置いてあげましょう。
明るさがある程度確保できる場合は、寝室にもおすすめです。
3.カポック(リビング・寝室)

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カポックは、濃い緑または斑入りの葉で、手のひらを広げたようにたくさんの葉を繁らせます。
斑入りタイプは、美し葉に観賞価値がありますし、空間を明るくしますので重宝しそうですね。
落ち着いた存在感でボリュームも出しやすく、リビングや寝室に置くと上質な空間を演出してくれますよ。
性質も丈夫で、水切れにも強く暗い場所でも育てられます。
植物を育てるのが初めてでも、チャレンジしやすいおすすめの植物です。
4.サンスベリア(玄関)

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サンスベリアは、尖った肉厚の葉が上に向かって伸びる植物で、直線的なフォルムが印象的です。
広がらずに育つので、玄関にも置きやすく、鉢カバーをシーズンごとに変えれるだけで、季節感のある素敵な空間にできますよ。
暗い場所でも育てられますし、肉厚の葉は乾燥にも強いので、水やりも少なめでOK。
葉を切って挿しておけば増やすこともできますので、愛着がわきそうですね。
葉にほこりがたまりやすいので、月に何回か拭いてあげると元気に育ちます。
5.アジアンタム(洗面所・風呂)

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アジアンタムは、株の中心から外側に向かってしなやかに枝を伸ばす植物で、細やかで美しい葉が印象的です。
風にひらひらと揺れる枝葉はみずみずしく、とても清潔感があります。
半日陰のような明るさと湿った環境が好きなので、洗面所やお風呂場などで育てるのがおすすめですよ。
葉の色が悪くなってきたら、明るい場所に出しましょう。
直射日光があたると葉焼けしてチリチリになり、戻らないので注意してくださいね。
6.ポトス(キッチン・トイレ)

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ポトスは誰もが一度は見たことがある、なじみ深い観賞植物ですよね。
濃い緑の斑入りの葉や、明るい黄緑色の葉など種類も豊富で、ポップで明るい雰囲気があります。
成長とともに枝をつる状に伸ばすので、ボリュームを出して育てたり、下に垂らして自然でラフな印象にしたりと、自由にアレンジすることができます。
わずかな明るさでも育てられることや、水栽培もできることから、キッチンやトイレにぴったりの植物です。
7.ペペロミア(キッチン・トイレ)

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ペペロミアは葉の色や形、茎の伸ばし方が多種多様で、その種類は1000以上と言われています。
どの種類も、肉厚でぽってりとした葉が可愛く、放っておいてもコンパクトに育つのが嬉しいですね。
明るい日陰が好きな植物なので、置き場所にも困りません。
葉の柄と鉢をコーディネートしてキッチンやトイレに置けば、目を引くおしゃれなフォーカルポイントにすることができますよ。
お部屋がワンランクアップする観葉植物の注意点

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お家を彩るおしゃれな観葉植物たち、すぐにでも育ててみたいですよね。
次に紹介するポイントに注目して、お家の環境と植物の特性が合っているか確認してから、取り入れるようにしましょう。
適した環境で育てれば、自然と元気な株になり、病害虫の心配やお手入れを減らすことができますよ。
日当たりを確認する
植物には、直射日光が好き、カーテン越しの明るい場所が好き、日陰が好きというように、元気に育つ日当たりに違いがあります。
適していない場所では、ひょろりと長い茎が出てきたり、葉の色が悪くなることがありますし、耐え切れなければ枯れてしまうので注意しましょう。
耐寒性、耐暑性を確認する
観葉植物は、寒さに弱い傾向があります。
冬の時期は窓辺から離すなどして冷気から避け、できるだけ10℃以上の環境を用意しましょう。
乾燥した地域出身の植物は、多湿が苦手な場合があります。
湿気が原因で病気になって枯れるのを防ぐため、風通し良い場所を探しておきましょう。
サイズを確認する
観葉植物は成長スピードが早く、大きく育つ種類が多いです。
売られているときは、小さく仕立てられている場合が多いので、購入前にどのくらいの大きさまで育つのか調べておくと安心です。
大きくなると困る場合は、成長スピードが遅いもの、剪定でサイズをキープできるものを選ぶようにしましょう。
観葉植物で運気もワンランクアップさせるための方法

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お家に観葉植物を取り入れるなら、良い運気をもたらしてくれる場所に置いてみませんか?
インテリアを選ぶとき、風水のことを気にする人は多いですよね。
じつは植物にも、その姿や葉の形から考えられる、風水的な意味があります。
運気を上げると言われる植物や、置き場所の方位についてお伝えします。
恋愛運をアップさせる
恋愛運には、大きくて丸みがある葉を持つ植物や、ツルが伸びる植物が良いと考えられています。
紹介した中では、モンステラやウンベラータ、ポトスがおすすめです。
恋愛運に良い方位は、部屋または家の中心から見て、南東と西になりますので、愛情や絆を深めたい部屋に、ぜひ置いてみてくださいね。
仕事運・金運をアップさせる
上に向かって葉を広げる植物は、成長や発展を意味し、仕事運に恵まれると考えられています。
また、次々と葉が出る性質の植物は金運アップにも効果があるそうですよ。
紹介した中では、カポックやポトス、モンステラがおすすめです。
金運は北西、西、東が良い方位です。
恋愛運アップが期待できる植物と一緒に置くのも良いですね。
良い運気を取り込む
風水では、良い気を取り込むとともに、邪気を払い、悪い気を入れないという考え方があります。
尖った先端を持つ植物は、邪気を払うとされ、玄関、トイレなど、悪い気が溜まりやすいとされる場所に置くと効果的ですよ。
紹介した中ではサンスベリアがおすすめです。
葉挿しでたくさん増やして、気になる場所に置くと良いですね。
まとめ

観葉植物を置くと、明るく、いきいきとした空間になりますよね。
家具や雑貨などのインテリアだけでは出せない、自然な空気感や香りは、見た目以上の居心地の良さを作り出し、ワンランクアップしたお家にしてくれるでしょう。
風水を少しだけ意識して植物を置くことで、運気アップも期待できそうです。
観葉植物を取り入れて、素敵な空間と良運をゲットしてくださいね。
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