片付けも掃除も終わってピカピカのキッチン。なのに、なぜかすっきりしない。そんな悩みを感じていませんか?
それは、キッチンに生活感があふれているからかもしれません。生活感があるとは、いかにも人が生活している雰囲気があるということです。カラフルなキッチンツール、使い古したふきんやスポンジ。これらすべてが日常の暮らしを連想させますよね。
多くの時間を過ごすキッチンは、生活感があって当たり前です。でもできれば、ものが多いながらも統一感のある、すっきりとした空間にしたいですよね。
今回はそんな希望を叶えるアイテムを紹介します。簡単に手に入るアイテムばかりですので、ぜひ気軽に取り入れて、快適なキッチンライフを送ってくださいね。
憧れのすっきりキッチンを手に入れる7個のアイテム

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キッチンがナチュラルな雰囲気なら、天然素材のものや白色のもの、スタイリッシュな雰囲気なら、金属素材や黒色のものがよく似合いますよね。
まずはキッチンを少し離れたところから眺めてみましょう。
どんな雰囲気にしたいですか?
お気に入りの雰囲気を決められたら、色、形、素材に注目しながら、次のアイテムを選んでみてくださいね。
1.カゴ

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すぐに使いたいマグカップやグラス、ふきんやタオルなどの収納にもってこいなのが、カゴです。
いろいろな素材、サイズ、形のものが売られていますので、雰囲気と用途に合った、使いやすいものを選ぶことができます。
見せる収納をするときは、なるべく中身が見えにくいデザインのものを選ぶと使いやすいですよ。
2.キャニスター

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お気に入りのコーヒー豆、緑茶や紅茶の葉などは、見た目もおいしさの要素ですよね。
見せる収納もできておすすめなのが、キャニスターです。
同じ形のものを3個以上並べると、統一感があり、おしゃれな雰囲気になります。
シリーズものでシンプルなデザインのキャニスターを使えば、数が増えてしまっても安心。ティータイムがますます楽しくなりそうですね。
3.パネル

フルフラットキッチンにしたものの、洗いカゴや調理中の散らかった様子が見えすぎて困っているというケースは少なくありません。
せっかくの解放感、なんとか維持しながらすっきりと見せたいですよね。
そこでおすすめなのが、シンク用の水ハネ防止パネルです。強度も大きさも様々で、手軽に購入できる価格帯も魅力的。
使わないときはさっと片付けられるもの良いですね。
4.インテリアグリーン

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キッチンにインテリアグリーンを置くと、グリーンがフォーカスポイントになりますので、解放感を保ったまま目隠しの作用が期待できます。
光が入りにくいキッチンでは、ポトスやペペロニアといった耐陰性がある植物がおすすめですよ。
もし光がまったく入らず、日中ずっと暗いような場所なら、お手入れを気にしなくてもいいフェイクグリーンを取り入れてみましょう。
5.詰め替えボトル

よく使う洗剤は、使うたびに収納するのは非効率ですよね。
ですが、洗剤はカラフルなパッケージが多く、すっきりしたキッチンには向きません。そこで、市販されているシンプルな詰め替えボトルに変えてみましょう。
最近では、ロゴなどが入ったおしゃれなものもありますので、お気に入りのボトルを見つけてくださいね。
6.スポンジ

洗剤と同じように、スポンジもシンクに出したままになることが多いですよね。
カラフルな色合いのスポンジにはさよならして、白、黒、グレーなどモノトーンのスポンジに変えてみましょう。洗剤のボトルに合わせて選ぶと、より統一感が生まれます。手頃な価格のものもありますので、汚れが目立つ前にこまめに取り替えれば、すっきりした
印象を維持できますよ。
7.ふきん

ふきんを掛けておく場所が目につきやすい場合、ふきんの見た目はかなり重要になってきます。
汚れて黒ずんでしまったふきんは生活感そのもの。シックな色合いで、張りのある生地感のものを選ぶと、干している間もぐっと素敵な雰囲気になりますよ。
ワッフル織りのフェイスタオルは、乾きが早く、実用的でおすすめです。
生活感をなくすアイテムの選び方3つのポイント

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せっかくアイテムを取り入れたのに、かえってごちゃごちゃしてしまった、なんてことにならないよう、キッチンの雰囲気やテイストを前もって決めておきましょう。
ナチュラル、シック、モダン、シャビーなど、インターネットや雑誌の写真を見て具体的に決めておくと、アイテムを選ぶのが楽になります。
雰囲気が決まったら、次のポイントを気にしながら、お気に入りのアイテムを見つけてくださいね。
色数を抑える
使う色を3色までに抑えると、統一感のある雰囲気になると言われています。
ポップな色合いにしたい場合も、寒色系や暖色系でそろえて3色以下にすれば、まとまりのある雰囲気になりますよ。
普段は収納するキッチンツールも、使っているときは見えていますよね。
持ち手の色にも気を配って選ぶようにすれば、自然と統一感があるすっきりしたキッチンになるでしょう。
素材をそろえる
ここにはこのアイテム、と決めたら、同じ素材でそろえるのがおすすめです。
とくに天然素材のカゴは、ラタン、いぐさ、ウォーターヒヤシンスなど、たくさんの素材があり、雰囲気もそれぞれ違います。かわいいと思ってつい買ってしまったり、価格重視で選ぶと、キッチン全体がちぐはぐの印象になってしまうことも。
難しいと感じる場合は、シリーズものでそろえると安心ですね。
サイズと用途の確認は念入りに
アイテムを取り入れるときは、サイズと形、用途をしっかりと確認してから購入するようにしましょう。
たとえば、
- グラスを5個入れるから、幅30cmで高さ10cmくらいのカゴ
- コーヒー豆200gと緑茶100gを入れるから、容量300mLのキャニスター
など、具体的に入れるものと量を考えると、選びやすくなりますよ。
不要なものを買ってしまわないように、しっかりイメージすることが大切です。
生活感をなくすアイテムをお得に手に入れる方法

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アイテムをそろえたいけど、カゴやキャニスターって意外と高いですよね。
たくさん買うなら、ちょっと予算が心配になるかもしれません。ですが、最近では専門店以外にも、素敵なアイテムを取り扱っている身近なお店がたくさんありますよ。
お得に手に入れる方法を紹介します。
ホームセンターで探す
シンプルで使いやすいカゴやキャニスターが充実しています。
独自のインテリアブランドでかわいいアイテムを展開しているお店もありますので、ぜひ覗いてみてくださいね。季節の変わり目のセールでは、お値打ち品に出会えるかもしれません。
「一つだけ雰囲気が違ってしまった」とならないように、シリーズものか確認してから購入すると、追加で欲しい場合も安心です。
100円ショップで探す
100円ショップはトレンドをいち早く取り入れています。
モノトーンのスポンジや、詰め替えボトルもたくさんの種類やデザインがありますよ。お店によっても品揃えが違いますので、お気に入りのアイテムが見つかる可能性が広がりそうですね。
商品の入れ替わりが速いので、欲しいと思ったら、思い切ってそろえるのが良いかもしれません。
再利用する
新たに購入するのではなく、使用後もそのまま使い続けられるものを選ぶのが一番お得ですよね。
たとえば、液体歯磨きのボトルは、ラベルを剥がせば真っ白でシンプル。大容量の洗剤を詰め替えるのにぴったりですよ。
普段、何気なく選んでいるアイテムの色やデザインにも注目し、キッチンのアイテムとして取り入れられないか考えてみましょう。
まとめ

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キッチンは毎日何度も使います。ものが多くて、ごちゃごちゃしてしまうのは当然かもしれません。
それなら、ものが多くても、雑多に見えないようにすればいいだけのことですよね。今回は、色と雰囲気に統一感をもたせながら、おしゃれに見えて使いやすい7個のアイテムを紹介しました。
身近なお店で購入できますし、高価でもありません。ほとんどが、今使っているものと交換するだけですので、気軽に取り入れられますよ。
アイテムを取り入れるたび、キッチンの雰囲気が変わっていくのを感じられるでしょう。理想の空間を目指して、ぜひトライしてくださいね。
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