あなたは普段、爪のお手入れをどのくらいしていますか?
爪のケアは見落とされてしまうことが多いため、爪はその人の普段の生活や清潔感がとてもよく出る部位だといわれています。
爪が無造作にのびきっていたり、ネイルがボロボロになっていたり、爪が汚かったりするとどうしても手全体が美しく見えないですよね。
気が抜けやすい部位の爪に気を使えている女性こそが本当に魅力的な人だといえるのではないでしょうか。
見えないようで見られている爪、しっかりケアしませんか?
この記事では、正しい爪のお手入れ方法からケアの際の注意点まで細かくご紹介します!
爪の形を整える

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爪のお手入れでまず一番初めにするべきことは、爪の形を整えることです。
形がしっかり整えられていないとネイルケアをしても美しく見えず、するとあまり効果を感じることができなくなってしまいますね。
また、形を整えるのにもいくつかコツがあり、そのコツ次第で爪の健康状態に大きく影響していきます。
ですから、まずこのパートではより健康的な爪にするための整え方のコツをご紹介します!
爪はスクエアオフで切る
伸びた爪は不潔な印象を与えてしまいますし、けがなどの原因にもなってしまい危険なため、定期的に切る必要があります。
しかし、爪を切る際は好きなように切るのではなくスクエアオフの形にしましょう。
スクエアオフとは、ある程度上の白い部分を残し、両サイドの角も残したままアーチ状に切る方法です。
両角をなくして全体的に丸く切るのはバイアス切り、そして白いところが無くなるくらいまできっちり切る方法が深爪といいます。
バイアス切りや深爪はをすると、爪が弱くなったり指を守れなくなったりしてしまいます。
そのため爪を切る際は、ある程度の両角と白い部分は残したままで短く整えましょう。
爪切りを頻繁に使うのは良くない
爪を切るといえば爪切りですが、実は爪切りを頻繁に使うと爪に悪い影響が出てしまいます。
爪切りを使って切ると爪全体にとても大きな負担がかかり、そしてその負荷はなんと約子供1人分の重さ!
それだけの力を頻繁に爪にかけていると、割れてしまったり弱い爪になる原因になってしまいまうことは想像ができますよね。
圧をかけないようにするために、できるだけ以下のような爪切り以外のアイテムを使用することをお勧めします。
- 爪やすり
- ネイルニッパー
どちらも一度挑戦してみて、自分にあったアイテムで爪のお手入れをしていきましょう。
爪やすりで形を整える
爪やすりを使うと、爪には圧を一切かけずに形を整えることができるためより健康的な爪を手に入れることができるようになります。
爪やすりには様々な種類がありそれによって用途も異なります。爪の長さや形を整えるには、エメリーボードを使用しましょう。
爪やすりで爪を削る際は以下のことに注意してください。
- 両サイドの角は残しながらアーチを描くような形にする(スクエアオフ)
- 外側から内側の方向で削る
- やすりで往復はせず、一方方向に削る
やすりを使う場合は、最低でも週に1回程度できるだけ頻繁にお手入れをしてあげることで長時間やすりで爪を削る必要もなく時短になるためおすすめです。
ネイルニッパーで形を整える
爪が長く伸びてしまいやすりで削るのは面倒な方は、ネイルニッパーを使用することも可能です。
ネイルニッパーは爪切りのように爪を切ることができますが、刃がはさみのような形をしているため負担は爪切りよりも軽く抑えることができます。
ネイルニッパーで爪を切る際も、両サイドの角を残したアーチ型のスクエアオフにすることに注意してください。
また、より負担を軽くするために爪が柔らかくなっているお風呂上りに爪をきるのもお勧めです。
ネイルニッパーはドラッグストアなどで購入することができますよ。
ネイルケアのコツ

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しっかり爪の形を整えたあとは、さらに美しい爪を手に入れるためのケアをしましょう。
ケアをすることで一段と魅力的な手に見せることができ、さらに今後伸びてくる爪も健康的な状態に保つことができます。
健康的な爪は手全体をを若々しく見せてくれますし、お化粧やお洋服で隠さない部位だからこそ綺麗にしておきたいですよね。
このパートでは、そんな爪を手に入れるためにできるコツをいくつかご紹介します。
爪の表面を磨く
つやつやの爪を手に入れるためには、爪やすりで爪の表面の凸凹をなくしましょう。
爪を磨くやすりは先ほど紹介したエメリーボードとは違い、表面を磨くためのやすりを選ぶ必要があります。
- スポンジバッファー
- シャイナー
は表面の凹凸を取り除くための爪やすりですのでこちらを用意してください。
ドラッグストアなどで手に入れることができますよ。
甘皮と取り除く
甘皮とは、爪の付け根にある薄い皮のことを指します。
甘皮をそのままにすると見た目も悪く、ネイルをした際にも邪魔な存在になりますよね。
また爪はルーズスキンといわれる薄い皮で覆われており、それを取り除くことでより表面が滑らかになりネイルのもちも良くなります。
セルフで甘皮の処理を行う際は以下のアイテムたちを用意してください。
- お湯
- 先端に薄くコットンを巻きつけたキューティクルスティック
- 水に濡らしたガーゼ
- まずはお湯に手を入れ爪を柔らかくします。
- そして薄くコットンを巻きつけたキューティクルスティックを水で湿らし、爪の付け根の甘皮を押し上げます。甘皮を押し上げる際は、くるくると小さな円を描きながら横へとスライドしていきましょう。
- 甘皮を除去出来たら、水にぬらしたガーゼをキューティクルスティックと同じ要領で爪の付け根をくるくるしルーズスキンを取り除きます。
甘皮除去は力を入れすぎずに優しく行いましょう。
少し手間がかかる作業ですので、時間のある時にだけ行ってください。
爪を保湿する
甘皮を除去したあとは必ず保湿をしましょう。
爪は3つの層が重なってできており、それぞれの層の間には水分と脂肪分が入っています。
そこから潤いが抜けてしまうと、爪が割れたり弱くなってしまう原因になり健康的な爪を維持することができなくなってしまいます。
爪の保湿にはネイルオイルがお勧めです。
香りやサイズも様々なものがあるので自分の好きなものを選んでください。
もしネイルオイルを今すぐ手に入れることができない方は、ハンドクリームで代用することができますよ。
爪と指先にたっぷり塗ってあげましょう。
ハンドマッサージ
ネイルケアがしっかりできたら、次は仕上げにハンドマッサージをしましょう。
ハンドマッサージは手の血行を良くしてくれる効果があり、爪をより健康的に伸ばすことができるため、若々しい手を手に入れることができます。
長時間やる必要はないので、指と指先を重点的に軽くマッサージをしてあげましょう。
ネイルケアで注意すること

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気が抜けやすい爪にしっかりお手入れをしてあげることは大切ですが、逆に注意してほしい点もあります。
これらのことを知らずにやってしまうと、せっかくケアした爪も美しい状態を保てなくなってしまう可能性も。
このパートでは、お手入れの注意点をいくつかご紹介します。
爪やすりや甘皮処理をしすぎない
美しい爪を手に入れるには、爪やすりで磨いたりや甘皮処理をしたほうがいいと別のパートで説明しましたがやりすぎてはいけません。
甘皮は爪と爪の付け根の皮膚の間に菌が入らないようにしてくれる役割をしているため、頻繁にきれいに取り除きすぎてしまうと菌が入りやすくなります。
また、爪やすりも爪を削ってつやつやな表面にしているため、やりすぎてしまうと最悪爪が弱くなってしまう可能性もあります。
しっかりとネイルをケアするのは1か月に1、2回程度にしておきましょう。
爪に強いダメージを与えない
爪は意外とすぐに変形してしまいます。別のパートでもご紹介した通り、爪切りなどでの負担はできるだけ避けてください。
また、爪を噛んだりむしったりする癖がある方は特に意識してそれらの癖を直しましょう。
強い負担を爪に与え続けると、その時に傷つけた爪だけではなくその後生えてくる爪も不健康な状態で生えてしまう可能性があります。
リマインダー代わりに爪にネイルなどを塗っておくなどして、ダメージを与えることを防ぎましょう。
器具を常に清潔に保つ
爪は体の一部です。爪のケアに使う器具はすべて清潔に保ちましょう。
特に爪の隙間は汚れがたまりやすいですよね。
顔を掻いたときにファンデーションがたまってしまったり、食べ物を食べたときにその食べかすが入り込んでしまったりします。
そんな状態で使った器具をそのまま次回も使うと感染症などの恐れがあるため、毎回使用した後はしっかり洗ったり消毒したりして常にきれいにしておいてくださいね。
まとめ

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今回は、爪をきれいにするための自分でできるお手入れ方法をご紹介しました。
これまでご紹介したことをまとめると、
- 爪はやすりかネイルニッパーでスクエアオフの形に整える
- 表面を磨く用の爪やすりで爪を磨く
- コットンを巻きつけたキューティクルスティックで甘皮の処理をする
- ネイルオイルかハンドクリームで爪を保湿する
- 軽くハンドマッサージをする
以上の5ステップです。
手は自分ではあまり意識する部位ではないですがやはり見られる機会は意外と多いです。
しかしそんな中でも爪まで美しくお手入れされていると、相手に好印象を与えること間違いなしですよね。
普段のセルフケアにネイルケアも含めて、もう一段階魅力的な女性になりませんか?
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