忙しい社会人生活や学生生活で、毎日疲れが溜まっている方が多い現代。
なんだかしっかり寝てもすっきりしないな、疲れが取れないなと感じていませんか?
朝から疲労感があるとその日一日中やる気が出なくなってしまって辛いですよね。
そんな朝の疲労感の原因はあなたの普段の夜の過ごし方にあるかもしれません。
この記事では、そんな夜の時間をリラックスして過ごすためのおすすめアイテムをご紹介します!
夜のリラックスタイムの効果や、その他にもできる工夫もご紹介しますのでぜひ最後まで読んでみてください。
夜のリラックスタイムの効果

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なぜ夜にリラックスできる時間を作ることが大切なのでしょうか。
実は、夜は体をリラックスさせてくれる副交感神経が高まる絶好の疲れのリセット期間なのです。
夜に副交感神経を高めてあげると自律神経も整えることができます。
今回は、夜のリラックスタイムを使って自律神経を整えることで得られる効果をいくつかご紹介します。
寝つきがよくなる
夜寝る前までの3時間は、いい眠りにつくためのとっても大事な時間とされています。
その時間にリラックスして過ごすことで、あなたの脳と体に眠りにつく準備をさせることができます。
特に忙しい会社員や学生の方で、勉強や作業などを寝る直前まで続けベッドに入った後も考え事をしてしまってなかなか寝付けないなんて経験はありませんか?
全速力で走る車が急にブレーキを踏んでもすぐに止まることができないのと同じように、人間の脳も急にお休みモードに変えることができません。
そのため寝る前に少しでもしっかりと休む時間を確保してあげることによって、徐々に睡眠への準備ができスムーズに眠りにつけることができるようになります。
疲労回復
夜のリラックスタイムによって寝つきが良くなると、睡眠の質も上がり結果的に疲労回復につながります。
仕事や作業の途中で疲れてそのままベッドに入り寝てしまうと、次の日の朝なんだかやる気が起きにくかったりシャキッとしないときがありますよね。
睡眠の時間は次の日に向けての大切なリフレッシュの時間です。
しかしその時睡眠の質が悪いとリフレッシュができず、前日の疲労感が次の日まで続いてしまいます。
ですので夜寝る前にしっかり心と体をリラックスさせてあげ良い眠りにつくことを意識すると、その日の疲れをその日のうちに解消することができますよ。
気分が落ち着く・ストレスを解消できる
睡眠の質を上げ疲労をしっかり解消してあげると、気分が落ち着いてストレスの解消にもなります。
夜に次の日への切り替えとしてリラックスタイムを設けてあげることでオンとオフのメリハリがつき、次の日の朝を気持ちよく迎えることができます。
気持ちのよい朝を過ごせるとその後の一日もずっとポジティブな時間を過ごすことができるようになり、うつ病などの心の病気予防としても効果を発揮してくれます。
体調の変化で気分が落ち込むときは特に、夜のリラックスタイムを使ってメンタルケアをしてくださいね。
夜のリラックスタイムにおすすめのアイテム5選

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夜にしっかりリラックスタイムをとってあげることでどのような効果があるのかを知っていただきましたが、では実際どうやってその時間を過ごせばよいのでしょうか。
実は、いくつかのアイテムが夜のリラックスタイムをより良い時間にする手助けをしてくれます。
しかしあんまりに用意に手間のかかるものは嫌ですよね。
今回はそんなことも考慮して、だれでも簡単に用意ができるおすすめのリラックスアイテムを5つご紹介します。
ヨガマット
夜のリラックスタイムはぜひヨガマットを使ってストレッチやヨガをしましょう。
夜寝る前にストレッチをすることで副交感神経が活発になり、睡眠の質をより高めることができます。
他にも、体を動かし血流がよくなることで浮腫みや肩こりなどが解消されるため、次の日の朝も体がすっきりした状態で目覚めることができますよ。
ストレッチやヨガは長時間やる必要はありません。
しっかり時間をかけてあげるとよりリラックス効果は高まりますが、一日数分程度のストレッチでも十分に効果があるため忙し方でも行えます。
ストレッチやヨガはベッドの上でも行えますが、ヨガマットを準備して行うとより集中して行えるため効果が高まります。
普段ストレッチをしない方などは無理をせずできる範囲で行ってください。
リラックスするためには、いた気持ちいと感じるところで止めることがコツです。
温かいハーブティー
寝ている間は無意識に汗をかいていたり、冷房や暖房で部屋が乾燥したりしています。そのため寝る前1杯のドリンクは必須ですよね。
そこでおすすめしたいのが温かいハーブティーです。
温かいハーブティーは体全体をぽかぽかさせてくれ代謝をアップするだけではなく、ハーブの香りや効果はあなたの体に様々なメリットをもたらします。
夜のリラックスハーブティーには、これらのおすすめのハーブを参考にして選んでみてください。
- カモミール:自律神経を整えて気持ちを落ち着かせてくれる
- ラベンダー:ストレスを軽減してくれる
- レモンバーム:緊張や興奮を落ち着かせてくれる
- ローズ:心や気分を上げてくれる
- パッションフラワー:不安な気持ちを消してくれる
ご覧の通りハーブティーはそのハーブによって効果が違います。
効果で選ぶこともできますし、実際に試してみてから好みの味や香りで選ぶこともできます。
お気に入りのハーブティーを見つけることが出来たらもっと夜のリラックスタイムを楽しむことができますね。
ハーブティーの効果は、持続して飲み続けることで徐々に体や心に変化が現れてきますよ。
少し気分を変えたいときなどは、ホットミルクを入れて温かいミルクハーブティーにすることもおすすめです。
アロマキャンドル
アロマキャンドルにはストレスを緩和し心を落ち着かせてくれる効果があります。
キャンドルの炎のゆらゆらとした揺れは気持ちのいい風や小川の小さな流れなどと同じ周波数であるため、見ているだけでリラックスすることができます。
また、アロマキャンドルには香りで心を落ち着かせるアロマセラピーのような効果があるため、夜のリラックスタイムにはもってこいのアイテムですね。
特にリラックス用としておすすめしたいキャンドルの香りは以下の通りです。
- ラベンダー
- ベルガモット
- イランライン
- オレンジスイート
アロマキャンドルはリラックス効果以外にも、デザインもおしゃれなものが多いためインテリアとしても活躍してくれます。
また、キャンドルの炎は部屋の嫌なにおいを焼き消してくれると同時にその上からアロマの香りが放つため、ルームフレグランスのようにも使用できる一石三鳥のアイテムです。
少し難しい本
読書は、静かにかつ楽しく時間を過ごせる絶好のリラックス法ですよね。
もちろん夜のリラックスタイムにも本はぜひ取り入れてほしいアイテムです。
本を読むことで、しばらくスマホやパソコン・テレビなどの画面から離れることができるためその後の睡眠が妨げられることを防いでくれます。
しかし一つだけ気を付けてほしいのは、寝る前の読書には少し難しい本やストーリー性の少ない自己啓発本などを用意しましょう。
小説など物語のある本を読んでしまうと、その話の続きが読みたくなり寝る時間を削ってまで読み続けてしまったり、脳が活性化して寝付けなくなる原因になってしまう可能性があります。
一方で少し難しい本は集中力を要し脳を少しだけ疲れさせることができるため、よりスムーズな睡眠に導いてくれます。
音楽
夜のリラックスタイムに音楽を聞くことで、脳波が活発な状態のベータ波からリラックス状態のアルファ波、そして眠たさを感じるシータ波へと徐々に変化していきます。
そのため気持ちの良い眠りにつく手助けになるのです。
夜寝る前や眠りにつこうとしているときに、色々なことを思い出してしまったり、小さな物音が気になってしまったりしてしまうことがありますよね。
音楽はそんな状態からあなたの気をそらしてくれ、余計なストレスがかかってしまうことを防いでくれます。
しかし音楽と言ってもどれでもといういいわけではなく、落ち着けるテンポの音楽を選んで見てください。
例えば、
- リラクゼーションや瞑想用の音楽
- 川の流れや雨などの自然の音
- ローファイヒップホップ
などの中からぜひお気に入りを見つけましょう。YouTubeやその他音楽アプリから簡単に見つけることができます。
夜のリラックスに音楽を聞くコツとして以下の4つのことも意識してみてください。
- 音楽にのってしまわないような曲を選ぶ
- 全ての寝る準備を終えて完全にリラックスできる状態をつくってから聞く
- 1~2時間程度で止まるように設定する、タイマー機能を使う
- 音量は小さめにする
いい睡眠に自分を導入してあげることによって、次の日の朝もすっきり起きることができるようになりますよ。
夜のリラックスタイムにできること

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別のパートで夜のリラックスタイムにおすすめなアイテムたちをご紹介しましたが、その他にもアイテムなしでできることがいくつかあります。
これからご紹介する方法を実践していただくと、よりリラックスしやすい環境を作ることができ効果がもっと出やすくなります。
何も準備なしで簡単にできることですので、ぜひ挑戦してみてください。
スマホの時間制限機能
まず一番初めに試してほしいことが、スマホの時間制限機能を活用してみることです。
夜にリラックスする時間がとれない、または夜更かししてしまう大きな原因はスマホに夢中になってしまうことが挙げられます。
寝ないといけないことを分かっていても、SNSやYouTubeなどを開くとなかなか閉じれなくなってしまいますよね。
特に夜にスマホの画面をずっと見ていると、ブルーライトにより眠りにつくことを助けてくれる「メラトニン」が減少し睡眠の質が低下してしまいます。
そのため夜のリラックスタイムから寝る前まではスマホを極力使わないことが大切です。
スマホの時間制限機能は、スマホ自体の設定や又は専用アプリから利用できます。
ある一定の時間スマホを開けないようにしたり、スマホはひらけるがSNSなどのアプリだけを開けないようにできたりと自身で必要に応じてカスタマイズすることも可能です。
ぜひその便利な機能を活用してみましょう。
照明を暗めにする
スマホの光が良い睡眠のカギとなる「メラトニン」の分泌を減らしてしまうとお伝えしましたが、それは部屋の光でも同じことが言えます。
お部屋の照明を暗めにすることによってメラトニンの分泌量が増え、脳が寝る準備を始めてくれるためスムーズな眠りへと導いてくれます。
また、メラトニンはリラックス効果もあるため、一日で溜まったストレスや疲れなども解消してくれますよ。
お部屋は真っ暗な状態だと本能的に恐怖心がわき眠りが浅くなってしまうため、小さなライトなどを使って明るさを調節しましょう。
呼吸に気を付ける
リラックスをするには呼吸の方法も見逃せません。
日中仕事や勉強で忙しく活動している中で、呼吸が浅くなってしまっていませんか?
忙しさやストレスで心が緊張状態になると呼吸の速度が速まり、同時に浅くなってしまいます。
その心の緊張状態をほぐすにはまずゆっくりと呼吸をして整えましょう。
- まずは4秒間息を鼻から吸う
- 7秒間息を止める
- 8秒間にわたって息を口からはく
この方法を10回程度行ってください。
ストレッチやヨガなどをしている最中や寝る直前などにこの呼吸法を行うと、寝つきが良くなり次の日すっきりと起きることができるようになりますよ。
まとめ

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今回は、夜のリラックスタイムにおすすめしたいアイテムを5つご紹介しました。
ご紹介した内容をまとめると以下の通りです。
- ヨガマット
- 温かいハーブティー
- アロマキャンドル
- 少し難しい本
- 音楽
夜にしっかりと心と体を休憩させる時間を設けてあげることで、一日の疲れを解消し次の日にはフレッシュなスタートをきることができます。
そうすると毎日のあなたの生活にも少しづつ良い変化が起きてきますよ。
夜のリラックスタイムを大切にして、もっと健やかな日々を過ごしませんか。
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