コロナ禍で不安定な世の中。
気軽にお出かけもできないし、ストレスも溜まりがち。
あなたはリフレッシュできていますか?
こんな今だからこそ、アートスポットにお出かけしてゆったりとした時間を過ごしましょう!
「でも、屋内で人が集まるようなところに行くのは不安・・・」という方向けに、屋外で楽しめるアートスポットをご紹介していきます。
利用料がかからなかったり、低い価格で訪れたりできるスポットも紹介していくので、出費を抑えたい方必見です!
東京都庭園美術館
東京都庭園美術館は、目黒にある、レトロで美しい建築の美術館です。
都心とは思えない、緑ゆたかな庭園も見どころ。
一度足を踏み入れれば、その優美な世界に魅了されること間違いなしです!
- 女友達や恋人と楽しみたい
- アール・デコが好き/興味がある
- 優雅な時間を過ごしたい
特徴
建物の美しさ
1983年に開館したこの美術館。
建物は、戦前にパリで勉学に励んだ朝香宮夫妻の邸宅として、1933年に建造されたものです。当時の最新の建築様式によって造られました。
内部のデザインは、アール・デコとよばれる装飾様式で統一されています。美しい家具や照明器具にうっとり・・・。
1910~1940年ごろヨーロッパやニューヨークで流行した、幾何学模様のモチーフ,直線的なデザインなどを使った装飾様式のこと。
3種類の庭園
東京都庭園美術館の庭園には3つのエリアがあります。
季節ごとに違った表情を見せる庭園は、春夏秋冬、1年を通して楽しめますよ。
庭園への入り口へ入るとすぐ、この開放感のある芝庭が広がります。
中央にある大きなムクノキは、元々大食堂あたりにあったもの。
本館の建築に伴って移植したそう。
池を中心にして築山や茶室があり、和の雰囲気が味わえます。
とくに、秋に訪れるのがおすすめ。紅葉が美しく、庭園の雰囲気が高まって素敵ですよ。
園路が芝生をぐるりと囲み、それに沿うようにしてテーブルがたくさん並んでいます。
本を読んだり、木陰で横になったり、ゆったりとくつろぐことができます。
とくに、春に訪れるのがおすすめ。美しく咲くワシントン桜が楽しめますよ。
入場料
入館料
展覧会によって異なります。詳しくは美術館公式サイトへ。
※展覧会のチケットを持っていると、庭園にも入館できます。
庭園入場料
一般 | 200円(160円) |
大学生(専修・各種専門学校含む) | 160円(120円) |
中・高校生・65歳以上 | 100円(80円) |
小学生以下および都内在住・在学の中学生 | 無料 |
- ()内は20名以上の団体料金。
- 身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその介護者一名は無料。
- 第3水曜日(シルバーデー)は65歳以上の方は無料。
公式サイト | https://www.teien-art-museum.ne.jp/ |
営業時間 | 10:00-18:00 ※入館は閉館時間の30分前まで ※庭園のみ公開の期間は、旧朝香宮邸(本館)と新館には入れません。公式サイトのカレンダーでご確認を ※日本庭園内は、安全確保のため一部の園路の通行時間が制限されます。 10月~3月 10:00~16:30 4月~9月 10:00~18:00 |
アクセス | JR山手線「目黒駅」東口/東急目黒線「目黒駅」正面口より徒歩7分 都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」1番出口より徒歩6分 |
電話番号 | 050-5541-8600 |
江戸東京たてもの園
江戸東京たてもの園は、1993年3月に開園した野外博物館です。
都立小金井公園の中にあり、敷地面積は約7ヘクタールと、とても広々としています。
どこでも写真撮影が可能で、しかも、フォトジェニックなスポットがたくさん!
ただし注意点がいくつかあるので、写真を撮りにいく方は公式サイトの「一般のお客様の撮影」に目を通しておきましょう。
- 昔の文化や建築に興味がある
- レトロな雰囲気が好き
- 写真映えするところに行きたい
特徴
レトロな建造物
園内には、江戸時代~昭和中期の、30棟の復元建造物が。
当時の交番や居酒屋、銭湯まで、様々な建物があり、見どころ満載です。
この建造物たちは、「現地保存が不可能な文化的価値の高い歴史的建造物」として、江戸東京たてもの園に移築されました。
復元・保存・展示をすることで、貴重な文化遺産として後世に残していくことを目的としています。
建物を見て、当時の文化や人々の暮らしを想う。そんな楽しみ方もできます。
フリーWi-Fi
ビジターセンター(旧光華殿)、デ・ラランデ邸(武蔵野茶房)、店蔵型休憩棟の3箇所で「FREEWi-FiandTOKYO」が利用できます。
パソコンを持って行ってゆっくり仕事したり、動画を見てのんびりしたりできちゃいます。
また、たてもの園で撮った動画や写真も、気軽にすぐオンラインで共有できますよ!
入場料
一般 | 400円(320円) |
65歳以上 | 200円(160円) |
大学生(専修・各種含む) | 320円(250円) |
高校生・中学生(都外) | 200円(160円) |
中学生(都内在学または在住) | 無料 |
小学生・未就学児童 | 無料 |
- ()内は20名以上の団体料金。
- 身体障害者手帳・愛の手帳・療育手帳・精神障害者保健福祉手帳・被爆者健康手帳をお持ちの方とその付き添いの方2名は無料です。
- 新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、シルバーデー、家族ふれあいデーなどの割引は、当面の間休止しています。
公式サイト | https://www.tatemonoen.jp/ |
営業時間 | 4月~9月:午前9時30分~午後5時30分 10月~3月:午前9時30分~午後4時30分 ※入園は閉園時刻の30分前まで |
アクセス | JR中央線武蔵小金井駅北口からバス5分 JR中央線東小金井駅北口からバス6分 西武新宿線花小金井駅南口からバス5分 |
電話番号 | 042-388-3300 |
世田谷美術館
砧公園内にあり、カフェやレストランも併設されています。
アート鑑賞と公園散策、さらにランチやカフェも楽しめる。
充実した一日が過ごせそうですね!
友人や恋人同士で訪れるのも素敵ですが、ファミリーにもおすすめです。
公園でピクニックや外遊びもできるので、お子様でも楽しく過ごせますよ。
徒歩やバスで向かうこともできますが、車で行くのがオススメ。
世田谷美術館の横にあって駐車場があって便利ですし、本や外遊びの道具、ピクニック用品を積んで遊びに行けます。
歩くのが好き、荷物が少ない、という方であれば徒歩やバスでもオッケー!
- 家族で楽しみたい
- 緑のあるところが好き
- のんびり過ごしたい
特徴
自然の豊かさ
砧公園の一角にあるので、豊かな自然とともに過ごすことができます。
そして、その豊かな自然環境を活かした、内井昭蔵による建築デザインも素晴らしいです。
カフェがある
美術館の地下中庭には、開放感のあるカフェ(SeTaBiCafè)が。
ガレットやサンドウィッチ、季節のデザートなど様々なメニューがあります。
入館料不要で外からも入れます。
また、テイクアウトも可能で便利です!
入場料
企画展
内容によって料金は異なります。
ミュージアムコレクション
一般 | 200円(160円) |
65歳以上 | 100円(80円) |
大高生 | 150円(120円) |
中小生 | 100円(80円) |
- ()内は20名以上の団体料金。
- 小・中学生は土曜、日曜、祝・休日及び夏休み期間は無料。
公式サイト | https://www.setagayaartmuseum.or.jp/ |
営業時間 | 午前10時~午後6時※展覧会入場は閉館30分前まで |
アクセス | 田園都市線「用加駅」北口より徒歩17分 |
電話番号 | 03-3145-6011 |
根津美術館
根津美術館は、2009年に開館した、表参道にある美術館です。
「根津」美術館ですが、最寄駅は表参道駅なので注意!
趣のある建物に、広々としたお庭。
都心で静かに、オトナなひとときが過ごせます。
- オトナな時間を楽しみたい
- 和な雰囲気が好き
- 都心でゆったり過ごしたい
特徴
和風家屋のような本館・多様なギャラリー
本館は、建築家・隈研吾が設計した、和の雰囲気と落ち着いたイメージをもった建物です。
和風家屋のような大きな屋根が特長。
また、エントランスからホールなど、特別展用のギャラリーだけでなく、その他に6つのギャラリーが設けられています。
絵画や青銅器、茶の湯の美術などの、多岐にわたる所蔵品が、最適な環境で展示。
ギャラリー一つ一つの趣が違って、見ていて飽きません。
4棟の茶室をもつ庭園
本館の外にある庭園は、17,000㎡もの広さを持つ都会のオアシス。
石だたみの小道を進むと、石造物や茶室が見えてきます。
自然の美しさも味わって、リフレッシュできますよ。
入場料
ミュージアムショップ、カフェ、庭園の利用にも入館料が必要なので注意しましょう。
特別展
一般 | 1500円 |
学生(高校生以上) | 1200円 |
企画展
一般 | 1300円 |
学生(高校生以上) | 1000円 |
- 小・中学生以下は無料。
- 障害者手帳の呈示で、本人と同伴者1名まで、200円引きで入館できます。
公式サイト | http://www.nezu-muse.or.jp/ |
営業時間 | 午前10時~午後5時※入館は閉館の30分前まで |
アクセス | 地下鉄銀座線・半蔵門線・千代田線「表参道駅」 A5出口より徒歩8分/B4出口より徒歩10分/B3出口より徒歩10分 |
電話番号 | 03-3400-2436 |
三鷹の森ジブリ美術館
三鷹の森ジブリ美術館は、三鷹市・井の頭恩賜公園西園内にある美術館。
ジブリ関連の展示品を所蔵・公開しているだけでなく、建物や周辺の世界観もジブリ一色!
ジブリ好きにはたまらない美術館です。
- 子どもを連れて遊べるところへ行きたい
- ジブリの世界観が好き
- 非日常的・幻想的な空間で過ごしたい
特徴
作りこまれた世界観
いたるところにジブリのキャラクターが散りばめられていますが、それだけではありません。
建物自体が宮崎駿による断面スケッチを元にデザインされており、ジブリの世界観を肌で味わえます。
たとえ作品を知らなくても、その非日常的で幻想的な空間に心を奪われるでしょう。
屋外は撮影OK!
館内は撮影禁止ですが、屋外はOK。
屋上庭園には、高さ約5mほどのロボット兵や、ラピュタに登場する石碑があります。
このロボット兵は、ジブリ美術館の守り神としてここにいるのだそうです。
ジブリ美術館に行くなら、ここでの写真撮影は外せませんね!
カフェ『麦わらぼうし』
カラフルな外装と素朴なメニューで人気の、美術館内にあるカフェ「麦わらぼうし」。
カツサンドやポテトフライ、コーヒーフロートにケーキなど、魅力的なメニューがたくさん。テイクアウトもあります!
入場料
チケットは、日時指定の予約制です。当日に現地での購入はできないので注意!
また、チケットを購入できるのは全国のローソンのみです。
詳しくはこちらから。
大人・大学生 | 1000円 |
高校・中学 | 700円 |
小学生 | 400円 |
幼児(4歳以上) | 100円 |
- 4歳未満は無料です。
- 上記の料金で、館内の短編映画も鑑賞できます。
- 団体や前売り他各種割引制度はありません。
公式サイト | http://www.ghibli-museum.jp/ |
営業時間 | 開館:10:00~18:00 ※入場指定時間:1回目10:00、2回目12:00、3回目14:00、4回目16:00 |
アクセス | JR「三鷹駅」南口から徒歩15分 JR中央線・京王井の頭線「吉祥寺駅」から徒歩15分 京王井の頭線「井の頭公園駅」から徒歩15分 |
電話番号 | 0570-055777 |
まとめ

出典:pixabay
コロナが心配な今でも、外でならのびのび楽しめますね!
屋外のアートスポットで、普段のお散歩やお出かけとは少し違った、特別な時間を過ごしましょう。
- マスクを忘れた!
- 体温が高くて入場できない!
など着いてからのトラブルを避けるためにも、準備を万全にしておくと安心です。
- あらかじめチケットを購入する
- 開館時間を確認する
- 検温する
- ハンカチを用意しておく
- 体温調節のしやすい服装を選ぶ
- マスクの準備(予備もあると◎)
外で開放的に過ごして、アートも堪能!
不安な世の中から解放されて、リフレッシュすること間違いなしです。
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