最近は女性の社会進出が進み、共働き世帯が多い傾向にあります。
経済的に必要だったり、女性が働くことを希望していたりその理由はさまざま。
一方で、結婚したら専業主婦になりたいと考える女性も多く、昔から変わらず専業主婦も女性の憧れの的です。
結婚を決めるときに、お相手と意見が一致していないとあとあと苦労するほど大きな問題になる可能性も。
- 専業主婦
- 兼業主婦
どちらにもメリット・デメリットがあると考え、専業主婦を9年・兼業主婦を1年経験した私が比較していきます!
専業主婦のメリット

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専業主婦になりたい女性はいまだにたくさんいます。
ですが、実際にどんなメリットがあるのか考えている人は少ないです。
9年専業主婦をした私がメリットをご紹介!
お金を管理しやすい
夫が働きに出て妻が専業主婦をする場合、食品や日用品を購入するのは妻になる可能性が高いです。
平日、日中など時間があるときに買い物ができるので、特売品などを買いに行くなど、スーパーのはしごをしてより安いものを買いに行く人も。
日用品を買ったりスーパーに行くのを妻の役目とした場合は、月にいくら使うか管理がしやすいです。
この場合は、夫はお小遣い制にすると支出がいくらか把握できるので貯金もしやすいと思います。
子どもをしっかり見てあげられる
専業主婦で小さい子どもがいる場合、子どもとの時間はしっかりと取れます。
一緒に公園に行ったり、家で遊んだり、買い物に行ったり。
一日中一緒にいることになります。
毎日一緒にいることで、いつもより元気がないことにすぐに気がついたり、体が熱ければ熱があると気がついてあげやすいです。
1日の終わり、寝るときまで一緒にいられるので子どもにとっては安心できる環境と言えますね。
自由度が高い
平日、土日問わず時間がある状態で過ごすことができます。
同じ専業主婦同士であればランチに行ったり、休みの日は混んでいて行けない場所にも行きやすい!
のんびり買いものができるのは心にゆとりが生まれますし、平日だと安く購入できるものもあります。
好きなときに好きなことができるのは専業主婦の最大のメリットかもしれません。
専業主婦のデメリット

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専業主婦は自由に過ごせる!と思うかもしれませんがそうでもありません。
デメリットを知らずに専業主婦になるのは少々不安です。
後悔しないためにも、デメリットを3つ紹介します!
お金が貯まりづらい
やはり、家庭内で働いている人が1人という状態はお金は貯まりづらいと思います。
お金を使う機会も多い専業主婦。
しっかりと管理して節約している場合は問題ないかもしれませんが、付き合いで出かけたり頻繁にランチをする機会があると想像以上に出費がかさみます。
「ランチ破産する」という言葉があるくらい、お付き合いでお金がかかることも。
専業主婦でお金を貯めるには節約の覚悟が必要かもしれません。
視野が狭くなりがち
家にいる時間が長いことによって、1人の時間が多くなります。
自分からコミュニケーションを取らないと必然的に1人になるので、誰とも喋らない日があったりします。
1人で過ごすということは、思っている以上に周りからの影響を受けなくなり、気づかないうちに視野が狭くなっている可能性も。
ご近所に友達を作ったり、子どもがいるならママ友を作るなどネットワークを作って、誰かと繋がりを持つ方がいいかもしれません。
暇だと思われがち
用事を頼まれることがあります。
平日しか空いていない区役所は夫や子どものために行くことが多くなるかもしれません。
しかし、専業主婦はやることがたくさんあります。
毎日の洗濯、掃除、食事の用意。
当たり前のように思われていますが、毎日やるのはけっこう負担がかかっています。
想像以上にやるべきことはたくさんあり、暇ではありません。
ストレスをためないように無理なお願いは断るのがいいかもしれません。
兼業主婦のメリット

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みなさんは兼業主婦にどんなイメージを持っていますか?
いいところは金銭面だけではありません。
メリットを3つご紹介します!
経済的に余裕ができる
1人よりも2人で働く方が収入は増えます。
経済的に余裕ができると、いろいろな面で選択肢が増えます。
何かを購入するときや、自分のために使えるお金が増えることは精神的にゆとりがでることも。
普段はお互い忙しい毎日を過ごしていたとしても、旅行をする機会が増えたりしたら嬉しいですよね。
子どもがいれば、学校を私立にするという選択肢を増やしてもいいかもしれません。
さまざまな面で選択肢が増える共働きは、経済的にのみならず心にも余裕が生まれます。
視野を広く育児ができる
育児に一直線になることはあまりいいとこではないかもしれません。
悩んだとき、問題から一度離れて仕事をしているといいアイディアが浮かんだり、子どもの意見を尊重してみようと思うことができるかもしれません。
子どもと離れる時間を持つということは、視野を広く持つことができることかもしれません。
自由度は高い
専業主婦で子どもがいると、1人になれる時間は本当にありません。
1人になれないという意味では働いている間も同じですが、メンタル的に働いている時の方が自由度が高かったと私は感じました。
自分のことだけを考えればいい瞬間は育児中にはありません。
それほど子どもと一緒に過ごす時間というのは、自分のことは後回しにしているのかもしれません。
兼業主婦のデメリット

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仕事に家事に忙しいイメージの兼業主婦。
どんなところがデメリットになるのでしょうか?
兼業主婦の大変な面をご紹介します!
節約ができない
これ以下でも説明しますが、とにかく忙しいです!
当然疲労感も強いので、毎日しっかりと料理を作るのは難しいです。
お惣菜を買ってきたり、宅配を頼んだりすることがあるとやはり節約はできないと思います。
また2人で働いているという安心感から、お財布の紐は緩くなりがち。
それが積み重なると、あまり貯金できていないという結果になってしまうかもしれません。
とても忙しい
小さい子どもがいる場合、保育園か幼稚園に預けることになります。
幼稚園は降園時間が早いので働くには難しい可能性も。
私の場合は、幼稚園の延長保育に預けて働いていました。
別途にお金を払って預かってもらう方法です。
最長のお迎えの時間が5時半だったので、それに間に合うように職場から帰るとなると、正社員で働くことは難しいです。
また、週に何日も働くとなると、延長保育料も高くなります。
子どものお世話と仕事、家事の両立の毎日は本当に忙しく、自分の時間を取れるのは子どもが寝たあとだけでした。
時間がない
朝から家族のために、お弁当や朝ご飯の準備。
自分の支度をしてから、幼稚園にお送り。
16時ごろまで働いて幼稚園のお迎え。
帰宅後は夕飯の準備、洗濯、掃除。
本当に時間がありません!
正社員よりパートなど、自分のライフスタイルにあう働き方を選択しないと自分の時間をとるのは難しいかもしれません。
専業主婦と兼業主婦どっちがおすすめ?

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専業主婦にも兼業主婦にも、メリット・デメリットがあることをご紹介してきました!
どちらも向き不向きがあると思います。
どんな人におすすめなのか紹介しますのでチェックしてみてくださいね!
専業主婦が向いている人!
- マイペースに自分の時間を使いたい。
- 子どもとしっかりコミュニケーションをとりたい。
- お金は大事に使うほうだ!
こういう方は専業主婦に向いているかもしれません。
子どもがいるか、いないかで時間の使い方は大きく変わりますが、基本的に自分のペースで毎日を過ごしたいと考えている方は専業主婦が向いていると思います。
兼業主婦が向いている人!
- 忙しい毎日の方が充実している。
- 子どもとは休みの日にしっかり遊びたい!
- 節約はあまり好きじゃない。
こういう方は兼業主婦に向いているかもしれません。
働いている自分の方が自分らしい!と感じたり、美容や洋服にお金をかけたい方は兼業主婦が向いていると思います。
まとめ

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結婚をしても人生の選択肢はなるべく狭めたくありません。
専業主婦でも兼業主婦でも、どちらを選んでも大変なことや幸せなことはあります。
一番大切なのは、どちらの方が自分にとって幸せか。
もちろんご家族のことを1番に考えることはとても素敵なことだと思います。
ですが、みなさんの大切な旦那さんもお子さまもお母さんの笑顔を見れるのが一番嬉しいはず。
なにを選択してもいいと思います!やってみて、合わないと思ったらやめればいい。
自分に合ったライフスタイルを見つけるのは時間のかかることかもしれません。
いつだって人生は選択の連続です!やりたいことをやりましょう!
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